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夜が明けた2025

久しぶりのブログです。なぜ久しぶりなのかは後にして、

昨日、クラニオセイクラルバイオダイナミクスの先輩プラクティショナーのセッションを受けに行ってきました。

受けるのは4回目くらいでしょうか、そしておよそ2か月ぶりくらい。

福山の松永まで、片道およそ2時間半の道のりです。

近況などをお話してセッションへ。

今回はスタートのポジションからなんと1時間、ずっとそのまま、動けなかったそうです。

クラニオのセッションは5グラムのタッチといわれるやさしい触れ方で身体に手を添えたら、施術者はそのまま静かになっていくことで繊細な身体の生命のリズムにチューニングしていきます。なので全く動かないため、傍から見たら、もしかしたら受けているクライアントさえも、何をしているんだろう?と謎に思われるワークなのですが、実はプラクティショナーはいろいろお仕事をしております。

私は訓練生なのでセミナーを受けながら身体もトレーニングされてきていて、割と早い時間からそのリズムを表現しやすくなっているので触れる場所1か所につき、だいたい20分くらいで移動するのが通常なのですが、それが1時間とは。

1月は2週間ほど休みなしだったので疲れている感じはありましたが、果たして私のカラダには何が起こっていたのか。どうなっていたのか。

 

受けているときは意識があるような、ないような、半分寝ているようで、でも自分の、ときどきふがっ・・となるいびきに気が付きつつ、ただ、まず目を閉じているのに明るいな~と感じて、そのあと色が見えている・・・と思ったら、瞼の裏で粒粒のものが混ざった液体が渦巻いたり、高速で流れたりしているのが見えたのが印象的でした。そのあとはあまり覚えていません。

だいぶ遠くに行っているような。

途中で「いまどんな感じですか?」と声を掛けられると、ちょっと身体に意識が戻って、右腕の手のひらあたり、あ、左手掌にもなにか湧き上がってくるような、それは右の腕と身体のあいだからも温泉のように力強く湧き上がってくるものを感じていて、

「この場所を離れた方がよさそうですか?もうしばらくここにいますか?」との問いに考えるより先に、もうちょっとこのままで、とお伝えしました。

このあたりですでに1時間経過していたとか。

それからまたしばらくそのままで、最後に仙骨のあたりに触れてもらって終了、おそらく1時間半は経っていたと思いますが、私にはもっと短い時間のように感じました。

終わった後に何かを感じたかというと、身体がすっきりしたとか、軽くなったとか、そういうことは特にわからず、ただ、ちょっと目が見開いたな、という感じでした。あ、左半身の重い固さはなくなっていたかな。

セッションの中で感じたことをお伝えすると、まさにそんな感じでした、と。

プラクティショナーが知覚していた私の身体はずいぶん長い間、動けなくて深い深い深海の底にいるようだったと。そしてそれには流れがなく、よどんでいるような感じだったとのことでした。

よどみ。水の流れがなくなるとよどんで濁ります。

まさに、粒粒のある映像は滞って汚れているものが見えていたようです。
途中で声をかけて下さって、そのままでと答えた時、ですよね~という感じだったそうです。
このあたりが共感、共有できることはお互いとっても嬉しい(^^♪

そしてそんな動かない状態から少しずつ浮かんでくるまでの様子をただ、我慢強くずっと見守ってくださっていたのでした。

この待つ姿勢、言葉にするよりずっと難しい。1時間、ただ、見守るって、想像できますか??

 

そのあと、一緒にランチをいただき、和食屋さんでそろそろ閉めますと追い出されるまでついついおしゃべりしてしまいましたが、

そのまま帰路へ。

身体の状態として別に変ったことはありません、乗り継ぎの問題で三原で30分ほどの待ち時間がありました。

新幹線に乗り換えてもほぼ同じような待ち時間だったため、そのまま待つことにしましたが、ここでいつもと違うことが現れます。

それは、一度改札を出て、散歩したということです(笑)

実際には構内からすぐの三原城址を見て回っただけですが駅周辺の景色や、お堀や、お堀にいる鯉や、反対側のお土産屋さんなどもブラブラと覗いたのでした。

 

意外に思われるかもしれませんが、ふとした散歩とか目的のない行動はできないタイプなので、普段なら絶対しません。

でもこの時は、あれこれ頭で考えるより、あ、行ってみよう、となったわけです。

 

それから買い物をして帰宅、普段通り。とくに変化も期待もありませんでした。

そして今朝、いつもより早く、いつもよりすっきりと、まだ寝ることはできたけれど、ああ、起きるんだなという感覚で目覚めました。

そして、気が付きます。

苦労や苦難から抜け出た時、夜が明けた、という表現をすることがあると思いますが、

いや、なんというか、生まれ変わったというか、洗浄されたというか(よどんでいたから?)、何とも言えませんが、

でも昨日までとは確実に違っている感覚があります。

なんてこと!

さらに実は5年日記というのを去年から持っていて、1年間のうち、書いたのは数日というまだ真新しい日記を書きました。

日記というより記録のようなものですが、これをふと思い出したこと、書いたこと、自分でもびっくり。

さらに、ここのところ、やたら目が疲れて、目頭のかゆみもあり、視力の問題なのか、ひょっとしてアレルギーかも?と眼科を訪ねることも検討していたのですが、いま、全くかゆみも、疲れ感もありません。

充血した感じもなく、目が見開いている感じです。

そういえば三原で散歩したこと、普段なら絶対にしないけどやれたらいいなあと思っていることがすんなりできている事実。

これです、これなんです、クラニオのすごさ。

意図しない、想像を超えたことが起こる。そしてそれは必ずいいほうへ向かう。

気が付いてないこともたくさん。すべて自分が把握しているなんて傲慢です(何かのドラマで言っていた)

それが身体のインテリジェンス。

 

思えばずいぶん長い期間、深海にいたように思います。

もちろん、表面的にはそうではなかったかもしれませんが、動けない、できない自分がいました。

新月だったり、節分も近いです、そういう月の導きも影響しているのかもしれません。

ある人に言わせると、ようやく殺界が抜けるらしく(意識していませんでした)。

ただ、このセッションをきっかけに何か変わっていきそうな、それは何とか変えようとか、頑張ろうとかそういう力技で変えるのではなく、ただ、大きな流れとともに、変わっていくことを受け入れられたような、そんな感じです。

サイトのトップにあるキーワード、明日の私、きっと、もっと心地いい。

今日の私は昨日より、確かな手ごたえで心地いい。

そしてそれは私を知ってくださっているお客様にも共有したい一番のこと。

何のために触れるのか、その心は お客様のQOLの向上、

クオリティオブライフ、人生の質の向上。

そのお手伝いができれば。

これまでの徒手療法に加えてこのクラニオがこれまで以上にきっとお役に立てると思っています。

クラニオとは?

 

※一般的にクラニオやクレニオと呼ばれている整骨院や治療院で行われている方法とは異なり、クラニオバイオダイナミクスというオステオパシーを起源にするボディワークで、世界でその取得において認定されている10校のうちの1校ICSBで学んでいます。
2025年10月、新規トレーニングが決定したようです。興味のある方はぜひ!

先輩の大門さん、ご自宅でセッションを提供されています。

お母さまが活けられたという蠟梅と椿もきれいですし、とても静かで落ち着ける環境です

 

 

 

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