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冬ばてしていませんか??
例年の冬の寒さに比べると、気温の高い日も多いですがそれでも暑い夏の季節、涼しい秋の季節からの気候の変化で、体調の変化や心の変化を感じている方が多いのではないでしょうか?
特に今年は、夏→冬に移行する間にある秋が少なく、暑い夏から急激に気温が低下した為、この不調を大きく感じる方が多い傾向があります。
以下の項目、何個当てはまりますか?
□爪が割れやすい
□頭が痛くなることが良くある
□体がだるい
□疲れが取れない
□手足が冷える
□身体がよくむくむ
□筋肉が凝っている
□やる気が出ない
□イライラしやすい
□胃腸の調子が悪い
7個以上当てはまった方、冬の季節に起こる冬バテかもしれません。
冬バテは、身体・精神の両方に影響するのですが、今回は精神的な影響についてお話しさせていただきたいと思います!
冬バテの精神的な症状はコレ!!
■気分が落ち込む
■やる気や集中力が低下する
■急に憂鬱になる
■過眠
■過食
“冬バテの精神的な影響が表れる=私たちの身体と心をコントロール調整している自律神経が乱れているサイン”とも言えますが、この原因には冬の環境が大きく関係しています。
■日照時間が減り、セロトニンの分泌が減る
人は、朝起きて明るい太陽の光を浴びると目から脳に信号が伝わり、脳内で働く神経伝達物質である「セロトニン」の合成が活発になります。これによって体内時計が調整されます。
一方、十分に太陽の光を浴びることができないと、「セロトニン」の合成が促されず脳の活動が低下し、自律神経が乱れます。
また、セロトニンが分泌されることで睡眠に関するホルモンの分泌も促されるためこれが上手くいかずに、睡眠リズムが乱れ、疲れやすい、食欲が抑えられない、気力が落ち込む、といった症状が現れやすくなります。
■寒さの影響で血行不良と冷えが起こる
寒いとぶるぶる震えて、知らず知らずのうちに身体に力が入ってしまっている事が良くあります。
この状態になると、血管も収縮状態になり血流が悪くなります。
また、筋肉も凝り固まった状態になり血行不良を悪化させます。
血流が悪くなると全身に必要な栄養が行き渡らなくなる事と、緊張状態が続くことで自律神経が乱れます。
■何かと忙しい年末の影響
クリスマスや忘年会、大掃除、新しい年をスッキリ迎えるために、年末の『駆け込み』で行動をする結果、気ぜわしい日が続き気が付けば休まる時間が無い・・・交感神経を過度に働かせる事になり自律神経が乱れます。
キーワードは『副交感神経』と『血行促進』です。
【体を温める】
●入浴
寒い冬に湯船に浸かる入浴時間は必須です。
38℃~40℃の温度のお風呂に’ゆっくり’浸かるのがポイントです。
血流促進によりじんわりと身体が温まり、副交感神経が働きやすくなります。
●マッサージ
血行促進により隅々まで血液が運ばれると、身体は温まりますのでマッサージをする事も良いです。
ゴマ油に含まれるビタミンEの働きで血管にアプローチし血流促進するため、スロータスオイルを使用してマッサージを行うと、ポカポカする体感と、その持続を実感することができます。
【呼吸と姿勢を意識する】
呼吸が自律神経に関係するというのはご存じの方も多いと思います。
冬バテに負けないキーワードは『副交感神経』ですので、副交感神経を働かせる呼吸をご紹介します。
呼吸ってどこでしていると思いますか?口?鼻?
口から吸って~口から吐いて~というイメージがあるかもしれませんが、口は呼吸器ではありません。
呼吸は鼻でしているんです。
鼻にはほこりやカビやウィルスなどが入らないようにフィルターが付いていますが、口にはこれが無く、直接取り込んでしまいます。
話はそれますが、口呼吸をしているとウィルスが侵入しやすく、風邪をひきやすくなったりもするので要注意です。
また、呼吸の方法は2通りあります。
これが腹式呼吸と胸式呼吸です。腹式呼吸では鼻呼吸になり深く呼吸ができる為副交感神経が働きます。胸式呼吸では口呼吸になり、呼吸が浅くなるので交感神経が働きます。
普段から、鼻で行う腹式呼吸ができていると身体をリラックスさせることができます。
腹式呼吸は前かがみの姿勢ではできません。深く吸って横隔膜を動かして行いますので自然と背筋が伸び、姿勢が良くなります。
冬バテに負けない為の呼吸は、鼻から行う腹式呼吸で深く吸って吐いてを繰り返す方法で行います。
深呼吸と合わせるとよりリラックス効果が高くなるのがアロマです。
お好みの心地の良い香りを感じながら落ち着いて呼吸をする時間を作ってみてください。
【リラックスにおすすめのアロマ】
ラベンダー、スイートオレンジ、フランキンセンス、シダーウッド、サンダルウッド