どこからともなく金木犀が薫る季節になりました。
11日間というまあまあ長い期間、移動は電車、9時にでて、21時過ぎにホテルに帰るという、非日常な生活に、
帰ってからもちょっと時差ボケのような、適応に時間がかかっている茅野です。
皆さんのご協力のもと、クラニオセイクラルバイオダイナミクス、セミナー4に参加してきました。
およそ4年の期間でセミナー6までありますので、ようやく半分を超えたことになります。
先生はスイスからのバドレーナ大先生。あり方、ティーチング、すべてただただ素晴らしい先生。
前回は、胸郭上口や横隔膜、骨盤底筋などの筋膜や頸椎から胸椎、腰椎の構造やつながり、なども見ていきましたが、
今回は、頭蓋底(頭蓋骨の下半分の各部分)骨盤、仙骨、相互張力内膜の静脈洞システムや顎関節の解剖、生理学、
静脈洞の排出のシステム、SBS(蝶形軟骨結合)とその機能、頭蓋底のパターンとその全体に与える影響、
顎関節とその関連性、骨盤と仙骨と頭蓋底との関係、
などなど、より細かく、深い部分へのアプローチに入ってきました。
実は日本の先生であるまやさんが、クラニオジャパンのサイトの中で、
クラニオの効果として、
脳脊髄液、血液、リンパなどを含む体液循環の改善、
骨間、骨内にある緊張の緩和、筋膜の緊張の緩和、自律神経系のバランス調整などがワークに含まれます
と書いておられるのですが、
この骨間、はともかく、骨内の緊張 というワードが、骨内にも緊張があるのか??
と謎だったのです。
でも、今回のセミナーを通して、骨内になぜ緊張が生まれるのか、と、それをどのように見つけるのかまで含めて理解することができました。
それは発生のメカニズムに由来するのものでもありました。
受精から胚になり、胎児となるまでの過程や、生まれてくる過程、それからの歴史、
私たちはこれまでにいろんな経験をしているのですよね~
それらすべて、身体が記憶している。
じつは今回、私はセッションの中で(受ける方)、突然無重力状態になって、浮いていると思ったら、自然にねじりはじめ、あ、これは産道を進んでいた状態だと、直観で感じ経験をしました。
せまいところをぐるりと器用にねじりながら、すすんでいく・・・・。
暗くはなくて、明るい方に進んでいたし、冒険みたいな感覚で、
こんな景色だったのかなとか、なんだかしみじみがんばったんだなと思いましたよ。
他にも顎関節についてはいろんなパターンがあり、
これこそ生まれるときの影響も大きく、また、ストレスによって大きな影響を受ける部分であることは分かっていましたが、予想以上でした(*_*)
食いしばりや歯ぎしりの方は多いですよね。
顔の変形やたるみも、生まれた時の影響もあったり、また自身が思っている以上にストレスを感じているのかもしれません・・・。
とにかく、まだまだたくさんの学びでしたが、これからの練習が大切、
ということで、とくに顎関節についてはせっかくなのでフェイシャルとともに検証できたらと考えています!(今日ひらめきました)
この時期なので、バクテリウムピールのおまけで顎関節調整なんていかがでしょう?
セミナー中に、別人のように変わった女性の写真をみましたが、少しずつ変化するため、数カ月はかかったようです。
瞬間には変わりませんので、そこはご承知おきくださいね
また、お知らせします
興味のある方はぜひお知らせください
ほおっておくとなかなか進まなくてすみません
促進されると行動が早まり下書き ます(笑)
乳様突起に拇指で触れるポジションの練習中 あんまりうまくいかなかったやつを撮られてました(*_*)
直静脈洞からの横静脈洞、小脳テントふくむ相互張力内膜へ
トップの画像はSBS(蝶形軟骨結合)へのアプローチです 簡単に言うと頭の中の真ん中あたり(正確にはちょっと下)です~(#^^#)